『スタンフォードの総説論文から考える』オーガニックは健康にいいのか?


オーガニックについて科学的根拠に基づき解説していきます。 「オーガニックとは」 一般的には、農作物に関しては化学農薬を 使用しないもの。家畜に関しては、抗生剤や成長ホルモンを できるだけ使わない方法で作られたものを言います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 日本においては、有機農作物と有機農作物加工品を 「オーガニック」として表示、販売する場合、生産者や 加工業者は、登録認定機関の検査・認証を受け、 有機JASマークを付ける事が義務付けられています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー オーガニック食材は一般の食材より効果であり、 栄養価が高く、より安全であるという印象を 多くの人が持っていると報告されています。 私もそうだと思っていました。 ↓ その一方で、有機肥料はしばしば発酵させた家畜の糞便を 用いるため、オーガニック食材だと食中毒を起こしたり、 寄生虫感染リスクが高いと警鐘を鳴らす専門家もいます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 2012年スタンフォード大学のオーガニック食品の 健康への影響に関するエビデンスをまとめた総説論文 人間を対象とした17個の研究と 食材を調査した223個の研究のまとめの結論 ↓ オーガニック食材は一般の食材と比べて 『1,栄養価は変わらない』 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 2,『残留農薬は若干少ない』 ぎりぎり検出可能なレベルの残留農薬を認める確率は オーガニックの方が低い(オーガニック食材7%) 一般の食材の38%で微量な残留農薬が認められました。 ↓ しかし、これは許容範囲内の摂取量であるため 健康被害を起こすレベルではありません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 3,『冬場の肉に関しては食中毒を起こすリスクが高い』 病原性大腸菌の汚染確率はほぼ変わらなかった。 しかし、冬場のオーガニック肉を摂取することによって カンピロバクターによる食中毒にかかるリスクは約7倍になります。 これは非常に弱いエビデンスではありますが、 妊娠中に殺虫剤を多く摂取することで、 生まれてくる子供のIQが低くなったり、ADHDになる リスクが高くなる可能性があることが示唆されています。 しかし、これは非常に弱いエビデンスで可能性があるかも というレベルのため過剰に反応する必要はありませんが、 もし仮に私に奥さんがいて妊娠していたら、 食材によってはオーガニックを選択します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー こちらも弱いエビデンスですが、2歳以下の小児に関しては 乳製品をオーガニックにすることで、アトピー性皮膚炎になる リスクが下がる可能性があると言われています。 アトピー性皮膚炎はかなり負担がかかるので こちらもオーガニックを選択する理由になりそうです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 上記の2つは弱いエビデンスで可能性があるという話で、 オーガニック食材を過剰に取ろうとする必要はありません。 EWGなど、インターネットで残留農薬量を調べて 食材によってオーガニックを選択するということで 現時点では十分だと考えられます。 (残留農薬量と調べれば出ます) ↓ トウモロコシやアボカドなど、 残留農薬の少ない食品は一般的な食材で良いと考えられ イチゴやほうれん草などは 残留農薬が多いので、オーガニックが良いと考えられます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー EWGが示す残留農薬量は皮を剥いたり、洗ったりしたのち 測定しているので、しっかり内部に残っているということ 最後に、一般的な成人は過剰に オーガニックを選択する必要はありません。 物によって選択するのがベストな判断だと考えられます。

または、影響があるかもしれないとされる 妊婦、胎児、乳幼児期は オーガニック食材の選択を考える余地はあると言えます。

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