『13日の金曜日は不吉なのか?』 科学的な答えは…


日本人にはあまり馴染みはありませんが、



世界的に見ると最も普及している迷信の1つ



『13日金曜日が不吉である』という考えです。



西洋のホテルや建物など13階を作らないこともあり、



日本でも4階を飛ばしたり、404号室を省いたりすることがあります。



私の日本に住む外国人の友人は



「2回転居したけど、いつも404号室なんだよね。」



と言っていました。



たまたま空いているのが404号室らしく、



友人からすると4という数字は怖いものでもなんでもないので全く気にしない。



むしろありがたいと言っていました。



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13日の金曜日



いつからこの逸話が語られるようになったのかはわかっていません。



・紀元前1780年とハンムラビ法典にまでさかのぼらという説や



・キリストが金曜日に十字架に張り付けられ、最後の晩餐が13人だった



・19世紀後半に迷信が生じた



という歴史家もいます。



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「friggatriskaidekaphobia」

フリガトリスカイデカフォビア

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「13日の金曜日恐怖症」



13日に本当に不幸な出来事が起こるのか調べた研究が多くありました。



データを簡単にみてみます。



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13日金曜日の最初の研究の1つでは、



ロンドン郊外の交通事故率を調べ、



事故による入院が大幅に増えていることがわかりました。



しかし、これはサンプルがあまりにも小さいので



(1つの町、そして65件の事故関連の負傷者)



信頼性が高いものではありませんでした。



もともと13日の金曜日は



単なるグレゴリオ歴によって存在するもので、



不吉になるというメカニズムがないので、



このデータはそれを裏付けることができません。



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妥当な仮説は、13日の金曜日自体は不運を



引き起こさないが、それは人々が恐怖や不安から



異なる行動をとることにより、事故のようなものを



引き起こすということかもしれない。というものです。



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その後の研究



フィンランドの研究では、13日の金曜日に



女性ドライバーが事故に遭う可能性が高いことが



わかりましたが、その後、研究精度を上げるため



より良いデータとより多くの調整をしたところ



相関関係が消失したことがわかりました。 



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ドイツの研究でも同様に、病院で発生する事故や



エラーの数は、13日の金曜日と他の日と



ほぼ同じであることがわかりました。



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他のいくつかの研究では、



13日の金曜日は、



株式市場のパフォーマンスが低下する可能性がある



という非常に説得力のある考えがありましたが、



実際には他の日よりも13日の金曜日の方が



平均的にわずかに優れていることがわかりました。 



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文化的なものを否定する気はありませんが、



世界的に13日の金曜日が他のどの日よりも



不運であると信じる本当の理由はありません。



わかってはいましたが…



このような研究を行う研究者がいる理由は、



それだけ世界的に注目されているということで、



私にとっては興味深いものでした。



ある研究者によると、アメリカでは



13日の金曜日に経済活動を自粛する人々は多く、



8億〜9億程度の経済損失があるという。




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